ソフトウェア音源 『μ』(turboR用)
MIDIデータ → Mu-PLAYER コンバータ

容量が112Kを超えるデータが多く生成されるため、拡張RAMが必要になります。
Mu-PLAYER ver 1.23 以上が必要です。μプレイヤー(Mu-PLAYER)

<雑感>
今回 RAM512K版 で粗方実装できたと思います。(バグ報告等は受け付けております)
MIDI曲は音源によって特性が変わるので選択肢の一つという認識です。
又、調整をconfig設定でユーザー側に丸投げする鬼畜仕様です。
気楽に弄って遊んで頂けたらと思います。
※ 処理速度の関係でFM音源は「素」です




MIDI(SMF)曲をMSXturboRの音源(PSG・FM・PCM)に変換します。
音色を26種類用意しました。
PCMのサンプリングではなくSCC音源の延長の様なものです。(64Kバイト使用)
※ 音程には5セント程度の揺らぎを入れています(Fluctuationで変更可能)
 
ドラムはサンプリングです。(81Kバイト使用)
容量削減のためにタムシンバル等は音程を変えて鳴らしています。

汎用版と互換性はありません。
オーケストラヒット・Voice Oohs・ティンパニ・DistortionGtがサンプリングになります。
ポルタメントには対応していません。
ピッチベンドは一部対応です(音程が上がる場合は制約があります)
 
openMSXFS-A1GTを選択した場合はPCMの音量を1.33倍大きくして下さい。(vol 75 → 100 等)

512K版と互換性があります。
2ポート使う曲が対象です。
発音数が多くなると思われるので曲によって変換結果も変わります。



All Ch On    : 全てのチャンネルを On にします
All Ch Off    : 全てのチャンネルを Off にします
FM strict    : 可能な限り発音数を増やします(曲によって違和感が出る場合があります)
Play time    : 演奏時間です(秒単位:強制終了させたい時に使います)
MIDI melody part : MIDI音源(ドラムを除く)の音量です
PCM drum     : PCMドラムの音量です
FM part     : FMパートの音量です
FM drum     : FMドラムの音量です
PSG part     : PSGパートの音量です
Error Skip    : 致命的なエラー以外を無視します
Concert SD    : スネアをコンサート用に変換します
FM Priority   : FM音源の変換優先順位を一律にします(オケヒ・ストリングス・ティンパニを含む)
PSG Use     : PSG音源の使用可否です
PSG Priority   : PSG音源の変換優先順位を一律にします(全て)
PCM drum     : PCMドラムを使用します(FM音源が9音になります)
PCM drums    : PCMドラムのチャンネル数です
PCM Priority   : 指定値を超える発音数の場合はPSG・FM音源に割り当てます
Symth Bass    : チェックするとFM音源のシンセベースを使用しません(ウッドベースに変換されます)
Vol Priority   : 音量の小さいパートから優先的にPSG・FM音源に割り当てます
※ FM音源のオリジナル音色はサイン波に設定しています(オカリナ)





タイトル名は21文字までです。
変換エラーが出る場合があります。(演奏自体は可能です)
 
Master Volume   : PCM音源の音量です
Volume Coefficient : PCM音源の音量補整です(大きくすると音割れします)
Fluctuation    : 無効にすると硬い感じの音色になります(容量は減ります)
Vol Fluctuation  : 有効にすると音量の揺らぎが大きくなります
Error Skip     : エラーを無視します
Data Compression  : データ圧縮します(少し容量が減ります)
Music Play Time  : 最大演奏時間です(秒単位)
Release Time    : 演奏後の無音時間です(1/60秒単位)
 
※ 変換時は同梱のドラムデータ(drumsフォルダ)を作業フォルダに置いて下さい

********.ddd : 中間ファイルです(旧バージョンと互換性があります)
********.MU  : Mu-PLAYER用の演奏データです
MIDI_MU3.MUP : Mu-PLAYER用の音色データです(バージョン毎に名前が変わります)

ドラムパートが複数ある場合は正しく変換されません。
 
・音色と周波数の組み合わせによっては異音が生じる場合があります。
 例えばo7gの周波数はサンプリングレート15700Hzの約1/5になり、異音が発生します。
 
音域が狭いため、波形の干渉によって一時的に音が小さくなる場合があります。
(実際のMIDI音源と違って、同じ音色・同じ音階の同時発音によって波形の干渉が起きる場合もあります)
 
・演奏終了時に発音がある場合はMIDIデータ側で終了時にチャンネル音量を操作している可能性があります。
 
PCMドラムを使わずにFM音源9音割り当てたい場合はPCM drumチェックしてPCM drumsに設定して下さい。
 
PSG・FM音源を優先的に割り当てたい場合はPCM Priorityにするのが手っ取り早いです。
 
音色変更の際に切れ目が無い曲は音色変換の優先順位が反映されません。
 
ドラムセットは自由に作成可能ですが、各データ長を同じにする必要があります。
 
Mu-PLAYERの起動(初期化処理)は少し遅くなります。(PCM8音合成にCPUの80%を消費するため)

【MSX turboR】MIDI曲変換実験【Mu-PLAYER】【その3】

・再生専用のディスクイメージを用意します
MU.BASファイル名AUTOEXEC.BASに変更します
openMSXの設定でFS-A1ST・拡張ram2mbにします(FS-A1GTの場合はPCMの音量を1.33倍に大きくして下さい)
 
DiskExplorerディスクイメージを常時開いた状態にします
 
・ツールでMIDIデータを変換してディスクイメージにコピーします
openMSXを起動させて確認します(F9キーで読込を高速化させると効率的です)

変換精度に こだわる方向けです
 
MIDIファイル名と同名のTXTファイルが存在する場合は設定されます。
同梱のdefault.txtファイルを参考に(コピー)して下さい。

MIDI channels priority

数値が大きいチャンネルから優先的にPSG・FM音源に変換されます。
9999以上に指定すると優先的(強制的)にPSG・FM音源に割り当てられます。
※ 単順にPSG・FM音源に割り当てたくない場合はにする方法もあります

MIDI tone conversion

MIDI音源の音色対応表です。
0〜25まであります。

MIDI tone base volume

MIDI音源の音色音量です。

MIDI tone volume

PCMに変換された音色(0〜25番)の音量です。
ティンパニを大きく、矩形波を小さくしています。

FM sound conversion

FM音源への変換表です。(26種から16種に減ります)

FM sound conversion priority

音色26種からFM音源へ変換する際の優先順位です。
を指定すると変換されません。
9999以上に指定すると優先的(強制的)にFM音源に割り当てられます。
オカリナの優先順位を最も高くしています

FM sound volume

FM音源の音色音量です。
※ 音量が溢れた場合は最大音量となります

PSG sound conversion priority

音色26種からPSG音源へ変換する際の優先順位です。
を指定すると変換されません。
9999以上に指定すると優先的(強制的)にPSG音源に割り当てられます。
クラリネット矩形波の優先順位を最も高くしています

FM drums conversion

FMドラムの変換表です。
HCTSB(0〜4)です。(9は無変換)
オープンハイハットをシンバルで代用しています。

FM drums volume

FMドラムの音量です。

PCM drums conversion

PCMドラムの変換表です。
初期値は25種ですが自由に増やせます。(99は無変換)
※ 増やす場合は25〜63までにして下さい

PCM drums volume

PCMドラムの音量です。

PCM drums pitch

PCMドラムの音程です。
128で等速、最大246(1.92)倍の音程になります。

PCM drums number

PCMドラムサンプリング番号です。
0〜13までです。

FM drums register

FMドラムレジスタ値です。
16h.17h.18h.26h.27h.28hの順です。

sounds continuity judgment

発音が終わっても発音中とみなす時間(1/60秒単位)です。
演奏の切れ目として判断しています。
※ 切り替えが多い曲ではに設定するのが有効です
チャンネル毎の設定値です

PCM tone conversion

オーケストラヒット・Voice Oohs・ティンパニ・DistortionGt・リバースシンバルPCM変換可否です。
の時に有効となります。
リバースシンバル無効にできません



ハイタムはMIDI音源ドラムの50番です。
50番11番のサンプリング設定音を使用しています。
11番の音程は181です。
ミッドタムの6半音高い音で鳴ります。
例えば5半音高い音に変更する場合は 128 × 1.335 → 171 となります。



Side StickMIDI音源ドラムの37番です。
サンプリング設定音に25番を追加します。(99 → 25に変更)
設定音25番にPCMドラムサンプリング番号8(スティック)を設定します。
又、音程を4半音下げて 128 × 0.794 → 102 を設定します。



フルートは音色の3番です。
優先順位を(0以外)にします。(0 → 9に変更)
PSG Useをチェックします。

エラーの種類は沢山あります。対処可能な場合はエラーメッセージに従って下さい。
 
・変換できないMIDIフォーマットです : MIDI format error
    SMF Format 0 / 1 のみ対応です
・発音ミスがあります : MIDI pronunciation error
    発音のONとOFFの数が合わない時に出ます(”Error Skip”で回避可能ですが不具合が出ると思われます)
 
内部エラーと思われる場合はご連絡下さい

エラーの種類は沢山あります。対処可能な場合はエラーメッセージに従って下さい。
 
・FM音源の変換に失敗しました : convert error
    発音のONとOFFの数が合わない時に出ます(”Error Skip”で回避可能ですがノイズ等の不具合が出る可能性があります)
    ※ MIDIデータに依存すると思われます
 
内部エラーと思われる場合はご連絡下さい




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